2号ファンドに出資が集まらず、ソフトバンク倒産か?深刻なwework問題、みずほ銀行も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ソフトバンク倒産に関する、動画が数日で20万再生を超えているピープルパワーTV、黒川さんの解説を要約してみる

黒川さんによると
それはソフトバンクの投資手法はねずみ講と同じ

つまりAI関連企業に投資するので、儲かりますよと出資者を煽り
巨額の投資と期待感によって実際に株価を水増しして、吊り上げ

IPO(株式公開)をして、株価が上がったところで
株を売り抜けて、利ザヤを稼ぐということだ

実際に1号のヴァジョンファンドは
アラブの王子などをはじめとした大口出資者の出資もあって
10兆円規模の投資があつまりました
(この内、3兆円ほどはSBの投資)

しかし2号ファンドにいたっては
ソフトバンクの投資額が、4752億円
であるのに対して、外部投資家の投資が1728億円
しか集まっていないということだ

何故集まっていないかと言えば
2号ファンドの成功に
大口投資家たちが「?」を抱いているからだ

例えば
1号ファンドで、4兆8500億円もの投資を行った
サウジアラビアの政府系ファンドは
2号ファンドに関しては
1号ファンドの利益分の範囲でしか(少額)
投資しないことが判明した

何故か?

SBが巨額の投資をしたWeWorkという
シェアオフィスの会社が年間2084億円の赤字を出しているから

メージ先行でWeworkの株価は
一時期、5兆円にまで膨れ上がった

これはグーグルやフェイスブックなどが
上場した時の株価に匹敵するので
明らかに株バブルだった

結果、アダムニューマン社長は
自社、CLOを発行して利益を得るなど
さまざまなスキャンダルを残して退陣
株価は5兆円から2兆円へ暴落

CLO:粗悪な社債、ジャンク債、いつ暴落してもおかしくないもの

このような会社に出資してしまった
ソフトバンクは
資金を回収できずに
ソフトバンクは確実に倒産、
SBに出資している「みずほ銀行」も危ない
結果的には、リーマンショック以上の株価暴落がおこる

とピープルパワーTVの黒川さんが解説をしています

この突然の動画にコメント欄は、真偽が分からず大紛糾しています
では本当のところはどうなのでしょうか?

【Bloombergのニュース】
まずは2019年9月17日のBloombergのニュースには、ピープルパワーTVの黒川さん
の話と、同様の部分が報道されています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-16/PXXLOD6VDKHS01

ソフトバンクG2号ファンド、上位出資者が規模を再考-関係者

サウジは1号の利益再投資のみ、アブダビは出資約束額を削減か
ウィーワーク大型投資が裏目、ファンド出資見直しのきっかけに

ソフトバンクグループのビジョン・ファンド(VF)に巨額を投じた投資家は、VF2号に確約する出資額を再考している。シェアオフィス事業の米ウィーワークに対するVFの大型投資が裏目に出たことが背景にある。

VF1号に最大額の450億ドル(約4兆8500億円)を出資したサウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、2号ファンドへの投資額は1号で上げた利益の再投資にとどめる計画だ。

【所感】
株と言うのは、本当に人々の心理に大きく左右される
価値がないものでも、綺麗にパッケージされていると
巨額の投資があつまるし

それに少しでもマイナスの噂がたつと
人々は株価の暴落を恐れて
我先に売却し、結果的に暴落する

それは非常に微妙なバランスの上での
心理的な綱引きなのだ
誰だって損をしたくないし、出来れば得をしたい
という想いで株を買っている

そして一つ大切なポイントはIPOだ
IPOとは、「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略で、未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います

ソフトバンクはこれまで、このIPO直前の
ユニコーンと言われる会社に巨額の投資を行ってきた

ただでさえIPOをすると、株価が上がりやすいものです
2018年のIPO(新規株式公開)。新規上場89社のうち、9割超にあたる81社で初値が公募価格を上回ったということです。それは人々の期待値が高いからです

そこにソフトバンクが優良企業を選んで巨額の投資をしたとなれば
株価が爆上がりする可能性は高いわけです
そして適当な時を見計らって
保有株を売却して
次の投資をするというのが孫さんの戦略でした

これまではそれが上手くいっていたようですが
巨額投資先のWeWork株の暴落
それに伴って
1号ファンドの半額を出資したサウジアラビアの政府系ファンド
が2号ファンドへの投資をためらっているというのは
確かに大きなニュースです

何より
株と言うのは、本当に人々の心理に大きく左右される
ものですので、ソフトバンクにマイナスの情報が
出た事自体が、人々の投資意欲をそがせるので
結果的には、ピープルパワーTV、黒川さんの解説した通りになるかも知れませんし、これくらいの逆境は跳ねのけるかもしれません
私は経済学は学びましたが
何かの情報を持っているわけではないので
判断は出来かねますが
株式投資をしている方々は
今後の状況に注視する必要がある事だけは確かです

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る