【ひろゆき】 NewsBAR橋下「投票権のない16歳の子供に世界が振り回されてどうする?」発言に疑問

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トランプ大統領が、スウェーデンの16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリさんに
皮肉のツイートを送った事が話題なっています。

それに対しての、橋下さんと ひろゆきさんの評価はおおむね一致していました。

ひろゆきさんは
「発信力はすごいけど、内容がない」
「学校をさぼって、世界が変わるわけない」
橋本さんは
「投票権のない16歳の子供に世界が振り回されてどうする?」
などと評しました。

また「小泉新次郎さん」に関しても、二人の意見は一致し
小泉さんが今まで敵をつくらないように耳障りの良い事ばかりを言ってきたが
責任ある大臣ともなれば
誰かを犠牲にしてでも信念を貫くことが大切だと評した

実際に、環境問題で日本は世界をリードします
と宣言した時に、記者の方に
「How?」
と問われて、答えに窮してしまった

また、橋下さんは
誰かを犠牲にしてでも信念を貫くことが大切だという例えで大阪府知事時代に
女子高校生の「私立学校補助金を打ち切らないで下さい」
という主張に対して正面から論破して、相手を泣かせたとのこと

その後、話は、「実際、気候変動問題ってどうなのか?」という話になり
橋下さんが、「二酸化炭素により温暖化という話もあるが、
地球は長いスパンでは、氷河期などを繰り返しており、1.5度は誤差ではないか?」と聞くと

ひろゆきさんは
温暖化の話は、原子力発電を推進したい人たちが
セットで持ち出したものだという経過を説明

しかし今日本では
原子力を推進する事は出来ず
火力発電に頼らざるを得ない
だから環境大臣には誰がなっても日本が世界をリードすることなど出来ず
小泉さんは、最初から厳しいポストを与えられたということだ。。。。

マスメディアは、「セクシー発言」や「牛肉問題」など
目立つ表層的な部分ばかりを報道してきたが
この二人の議論は、より本質的なことを論じていたが、、、

【所感】
橋下さんは、「投票権のない16歳の子供に世界が振り回されてどうする?」と言っていたし
ひろゆきさんが「学校をさぼって、世界が変わるわけない」と言っていたが、聞いていて「疑問」が浮かんだ

それはこういう事だ
投票権があろうがなかろうが、16歳ともなれば
かなりの事を考える事が出来るし、むしろ大人にないものを持っているという事は多くないだろうか?

投票権を持っていても、世界の環境なんて全く考慮にいれずに
自分の周りの利益だけを考える大人なんて幾らでもいるし
むしろ自分の利権の為に、環境問題を利用する大人もいる

こうなっていくと
曇り目のない眼で見つめる若人のほうが
議論の的を得る事は充分ありえるのではないか

実際に投票権によって選ばれた橋下さんだって
「二酸化炭素による温暖化」が深刻なイシューであるのか
誤差なのか分かっていないし

ひろゆきさんが指摘していたように
原子力を推進する為に、大人が温暖化を喧伝したのだとしたら
子供たちが混乱するのは当然ではないか

グレタ・トゥーンベリさんは
CO2→温暖化 という理論を信頼して
「じゃあ、未来の為にそれを阻止しましょう」
とう当たり前のことを言っているだけである

結局いまのところ
何が正解か、誰も分からないのだ
それでも彼女が世界にあたえたインパクトは
「真剣に考えて」ということだ

無論、お二人が指摘されたように
彼女が全てを知っているわけではないし
この問題は皆の問題なのだから
皆で、真剣に考えなくてはならない

それなのに、自己の利益だけを考えての嘘
自分たちの世代だけ安寧であれば良いやという態度
子供は分かっていないという傲慢があれば

彼女達、未来の世代が怒るのは当然だ

ひろゆきさんが「学校をさぼって、世界が変わるわけない」と言っていたが
これは明らかに間違いで
世界は彼女の言葉によって、現実に動いているし

ジャンヌダルクだって織田信長だって
十代で世界を変えてきた

これは、橋下さんに補助金を打ち切らないように求めた日本の女子高生たちが
自分の便益の保証を求めたのに対して

グレタ・トゥーンベリさんは、自分の便益ではなく
「世界の未来を憂いた」からだ
この差は、歴然としていている

「世界の未来を憂いた」彼女を
子供だからと言って、その意見の稚拙さを論破しても仕方がないのだ
彼女の意見を鵜呑みにすることに苦言を呈するのは分かるけれど
それで済ませるのではなくて
皆で一緒に真剣に議論して考えようということだ
彼女はそのきっかけを与えてくれたと考えれば良い

【提案】
ひろゆきさんが
「各家庭が、自然エネルギーを蓄電するようにする」
のも一つの解決策だと言っていたことには、大賛成だ

よく太陽光発電や風量は微力だなどと言うが
それは単純に規模が小さいからで

日本中の屋根や壁に太陽光パネルをおいて
それを蓄電すれば、かなりの電力を補える

太陽光に関する誤解は、コストがかかると言うことだ

しかし技術は十年前より確実に進化しているし
日本が国策としてそれをすすめれば
大量生産のゆえに、当然コストはさがる

それでも「高い」という人は、次の点を知ってほしい

例えば火力発電だと、原油を買うために
外国に、日本のお金を支払わなければならない

それに対して太陽光発電パネルを作るために
火力発電の二倍のお金がかかるとしても

その制作コストが、日本の会社に支払われとすれば
その富は日本の中で、右手から左手に渡すようなものなので
実際には何も失わないのだ

勿論、原材料は輸入をしなければいけないものもあるだろうが
それは、製品代金の一部に過ぎない

そして太陽光が高いという人達は
太陽光のコストに土地の値段を含んで計算しているという事も知って欲しい
確かに、平地に太陽光パネルを設置すればそうなるが
屋根につける分には、土地の値段なんてかからないのに

もっと言えば、
原子力のコストに関しては未来の子供たちの、命や健康被害より高くつくコストなんてないし、経済的にも現実的に核廃棄物を未来永劫管理するコストだって計り知れない
火力発電所も同様で、環境にマイナスでそれが未知数なら、どうやって計算するのだろう?

小泉新次郎さんに関して言えば
このような考えが頭の中にあったとしても
軽率に返答できずに、沈黙しただけかも知れず
今後の実際の行動に期待したい

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