小林秀雄、講演 ‐古事記や歴史について

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【内容要約】

歴史を学び
客観的事実を自分の胸の中に主観として思い浮かべ
それを通して、自分を知る

大和心と大和魂について
どちらも女性の言葉

人間の生きた知恵を
学問が奪う
ゆえに男性は
学問により利口になり
大和心を失う

外からの学問が押し寄せてくる
それと戦わなければならない
しかたがない事ではあるけれど、、、

古事記を読むのは
もののあわれ 
を知ること

古(いにしえ)の手ぶり口ぶりを
まざまざと心の中に思い浮かべる
これが歴史を知るという事

歴史は何かを知識として調べる事ではなく
古(いにしえ)の手ぶり口ぶりを
自分でなぞるように経験するようになり
それを通して自己を知ること

歴史とは
事と言葉と心である

出来事を扱うのは科学者
歴史家は出来事をどう対するかという
人間の思想、精神を読み解く

近代精神は古事記を読んで
神は上であり人間である
国を生んだと言うのは
国を治めたんだと合理的に解釈する

しかし本居は
神は神であり
国を生んだと書いてあれば
その通り受け入れる

 

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【文責:著者名: 山崎純二 、本名: 山崎 順】


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